常に二者択一を迫られる、ストレスだらけの日常。せめて大好きな「散歩」くらいは、途中で立ち止まり、振り返り、あえて小さな路地に迷いこみながら闊歩したい。 ゆっくりと自分の目線で眺めながら歩いてこそ、見えてくる何かがあるはず?!

2010年5月5日水曜日

◆庭園まったりコースでGW散歩の〆を

 GW最終日。明日からの仕事を頭の片隅に、今日の散歩は無難な距離の「庭園まったり」コースにしました。例によって、江戸川橋の「浪花家」でたい焼きを購入し、神田川沿いの公園から目白の椿山荘の庭園(無料)に入ります。

 昔、このあたりはツバキが多くあったことから「つばきやま」と呼ばれていたそうです。明治時代に山縣有朋がこれを購入して「椿山荘」と命名。それほど広くはありませんが、小山の上には広島から移築した三重塔もあり、手入れが行き届いていて、ごきげんな散策が楽しめます。

 現在は結婚式場に隣接する庭園として、多くの人が訪れ、夏にはホタルの飛翔も観察できる希少なスポットとしても有名です。ちなみに、園内のインフォメーションによれば、5月中旬からホタルの姿が楽しめるそうです。

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 次に向かったのは、駒込の「六義園」(入場料:300円)です。椿山荘からは歩いて小1時間くらい。護国寺から不忍通りを東に行き、本郷通りを左に曲がればすぐです。
 「六義(りくぎ)」とは、中国の詩にならった和歌の分類の六体に由来しているそうで、和歌にちなんだ名跡、景観が随所に見られます。この時期は、さまざまな種類のツツジが咲き、和歌山の同名の峠から名付けられたという築山「藤代峠」では、壮観な景色を楽しめました。

 また、5月の日差しをいっぱいに受けた新緑の美しさは格別です。とりあえず写真に収めてみましたが、再現するのはなかなか難しい・・・。庭園の散策は梅雨に近くなると蚊が出はじめるので、いまの時期がベストかもしれませんね。
 明日からまた仕事。皆さんがんばっていきましょう。

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